【チャンピオンズC展望】アウォーディーが中央G1初制覇に意欲満々
ダートに矛先を向けてから6戦6勝。中央G1初Vを狙うアウォーディーに注目が集まる。前走のJBCクラシックでは名だたる実力馬がそろう中、好位から力強く伸び、ゴール前のたたき合いを制して交流G1初制覇を果たした。中間も引き続き気配は良好で、1週前追い切りでは栗東CWで6F83秒5-12秒2をマーク。松永幹夫調教師は「反応は良かったし、1週前としてはOK」と手応え十分。決戦に向けて視界は良好だ。
ダートG1・10勝馬ホッコータルマエは、今回がJRAでのラストラン。JBCクラシックではアウォーディーの後じんを拝したものの、これまでの実績から軽視はできない。「使って良くなっているね」と西浦勝一調教師は仕上がりの良さを口にする。
戦歴ではコパノリッキーも文句なしだ。こちらもJBCクラシックでアウォーディーの5着に敗れたが、今年はかしわ記念、帝王賞、南部杯を完勝。力の衰えは見られない。
ほかにもフェブラリーS覇者モーニンや、昨年2、3着のノンコノユメ、サウンドトゥルーも争覇圏内。武蔵野SでレコードVを収めたタガノトネール、みやこSを勝ったアポロケンタッキー、アウォーディーの半弟ラニも侮れない存在だ。