【チャンピオンズC】モーニン復権へビッシリ攻めた 反撃の態勢整う
「チャンピオンズC・G1」(4日、中京)
フェブラリーSの覇者モーニンが復権を目指す。その後が8、2、7着とひと息の成績。特に前走の武蔵野Sでは1番人気に支持されたが、3角でごちゃついた際にリズムを崩し、見せ場すらつくれなかった。上半期のダート王として、ここは譲れない一戦となる。
最終追い切りは11月30日、栗東坂路で単走。力のいるチップの上を一杯に追われると、4F51秒1-12秒0のタイムをマークした。古川助手の「初めて攻めました」の言葉通り、最初から最後まで気合のこもった走りを披露した。
同助手は「動きは絶好でした。いつもなら(調教師から)時計を“出し過ぎるな”と言われるけど、今年最後のレースになりそうだから、今回は“しっかり追っていい”と。レースまで時間がありますから、うまく回復してくれるでしょう」と手応えありの口ぶり。反撃へ態勢は整った。