【POG】名牝ミエスクの血を引くダノンロマンが快勝

 「2歳新馬」(3日、阪神)

 ディープインパクト×ストームキャットの成功配合で、3代母は名牝ミエスク。ダノンロマン(牡、栗東・藤原英)が単勝1・6倍の圧倒的1番人気に応えて芝2000メートルの初陣を飾った。道中は7頭立てで4番手と中団のポジション取り。前を射程圏に入れて直線に向き、鞍上のゴーサインが出ると脚勢の差は明らか。先行2頭を楽々と外からかわし去った。タイムは2分5秒0。「終始踏みながらでしたが、無事に勝てて良かったです」と川田将雅騎手は振り返った。

 1馬身1/4差の2着は2番手先行の3番人気エアブライス、さらに頭差の3着は逃げた5番人気のウインドフェスタ。なお、2番人気のベルクロノスは4角手前で故障を発生して競走中止となった。

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