【チャンピオンズC】昨年の悔しさをバネにした人馬の“絆”でV

 「チャンピオンズC・G1」(4日、中京)

 昨年は直線入り口で進路取りを迷い、小差の3着に敗れたサウンドトゥルー。その残像を雪辱の力に変えた、大野の真っすぐな騎乗がVを呼び込んだ。

 前半3Fの通過が36秒3。数字上は平均ペースだが、2F目の10秒7というラップがタテ長の展開を生んだ。サウンドは定位置とも言える後方から運んだが、道中内ラチ沿いをロスなく追走。直線は迷うことなく外へと導き、持ち味である豪脚をフルに発揮した。

 脚質的に取りこぼしの多いタイプだが、タフな中京ダートは合う。乗り変わりの多い昨今だが、昨年の悔しさをバネにした人馬の“絆”が、このレース2回目の参戦で最大の武器となった。

 2着アウォーディーは勝ちパターンだったが、鞍上が終始手綱をしごいていたように、気難しさが目立った。実力は確かだけに、今後もそのあたりが課題となる。

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