【朝日杯FS】ダンビュライト熱血デモ!新装備で悪癖矯正
「朝日杯FS・G1」(18日、阪神)
真っすぐに坂を駆け上がった。サウジアラビアRC2着のダンビュライトは14日、栗東坂路でプレシャスルージュ(4歳1000万下)と併せ馬。熱のこもったスパーリングをこなし、テンから意欲的に追われて4F52秒2-38秒6-12秒9の好タイムをマークした。
感触を確かめたルメールは「チークピーシーズを着けて、ちょうどいい追い切りができました。真っすぐ走っていたし、反応も良かった」と内容に満足げ。見守った音無師も「攻め駆けする相手と併せて、時計も速かった。ラスト1Fもぎりぎり13秒を切ったし、最後までよく動いている」と納得の表情を浮かべた。
デビュー2戦目で臨んだサウジアラビアRCでは、直線で内へ逃げて、ラチ沿いまで行く場面。それを踏まえ、この中間はチークを装着し、リングバミに変えて調整してきた。「ルメールに確認しても“問題ない”と。右回りでも、恐らく大丈夫だと思う」と指揮官。効果が出れば、ズバッと突き抜けても不思議はない。