【有馬記念】シュヴァルグラン不安なし G1初制覇へ初中山も外枠も「心配ない」

 「有馬記念・G1」(25日、中山)

 不安は何もない。前走のジャパンC3着から大一番に挑むシュヴァルグランは23日朝、角馬場から栗東DPを1周し、調整を終えた。「相変わらずいい雰囲気。気持ちも抜け過ぎず、入り過ぎずですね」と林助手は適度な気合乗りを伝えた。

 事前発表馬体重は486キロ。前走時からの4キロ増に「その前後で競馬に出せそう。想定通りかな」と表情は明るい。今秋3回目の輸送も「心配することはない」とキッパリだ。

 舞台は初の中山。7枠14番からG1初制覇を狙う。「自在な馬だし、コーナー6つも問題ない。(枠は)内々で包まれるよりはいい。外めで強気に乗ってもらえるし、スタミナで負けることがないのは強み」と自信にあふれていた。

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