【有馬記念】馬場から浮上するのはこの馬だ
「有馬記念・G1」(25日、中山)
中山競馬場は最終週。有馬記念は3日間開催の最終日だ。見た目に内側は荒れているが、今週はインの粘りが目立っていた。先週の外差し馬場とは一転している。最終日とはいえ、大幅な変化がないと推測すれば、機動力重視の馬券が正解だろう。
軸にふさわしいのはゴールドアクターだ。コーナリングが非常に上手なタイプで、コーナー6つの中山芝2500メートルは最も持ち味が生きる。昨年も操縦性の高さを駆使して、しっかりと勝ち切った。実際に結果を出している点は強く強調できる。外差し馬場なら末脚比べで劣る可能性もあるが、その心配もなさそうだ。
ジャパンCは3番人気で4着。陣営は馬体重プラス8キロによる太め残りを敗因に挙げている。今回は前走の反省を踏まえ、しっかりと負荷をかけてきた。チャレンジャー精神を取り戻し、不気味なムードが漂う。強気の積極策で連覇を決めるとみた。