【有馬記念】ルメール涙 サトノダイヤモンドが4年ぶりの3歳馬V

有馬記念を制し、サトノダイヤモンドに感謝するルメール騎手=中山競馬場
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 「有馬記念・G1」(25日、中山)

 ルメール感涙。唯一頭の3歳馬で1番人気のサトノダイヤモンドが2番人気キタサンブラックを撃破した。

 道中は2番手を進んだブラックの直後でぴたりとマーク。直線入り口で先頭に立ったライバルを目標にエンジンを全開。急坂を駆け上がって懸命に逃げ込みを狙ったブラックだったが、しっかりと末脚を伸ばして最後の最後に首差とらえた。

 お立ち台に立ったクリストフ・ルメール騎手は「あまりしゃべれません…すいません」と、思わず涙ぐんで声を詰まらせた。当時、無敗を誇っていたディープインパクトに、ハーツクライで初めて土をつけた05年のグランプリ以来の2勝目に、「新馬戦からずっと乗ってきた馬で、すごくポテンシャルが高い。きょうはリラックスして走れていたし、最後もすごく頑張った」と愛馬をたたえ、スタンドの大歓声に応えた。2着にキタサンブラック、連覇を狙った3番人気のゴールドアクターは3着と及ばなかった。

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