【競輪】和歌山記念は中川誠一郎が制圧 自身4回目のG3優勝に「力を出し切れた」
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「和歌山グランプリ・G3」(11日、和歌山)
12Rで決勝戦が行われ、最終3角過ぎに8番手から仕掛けた中川誠一郎(37)=熊本・85期・SS=が直線で外を伸びて1着。昨年10月の久留米(熊本記念代替)以来、通算4回目のG3優勝を飾った。
近畿3番手回りから4角手前で内を突いた三谷将太(奈良)が2着、三谷を追った西岡正一(和歌山)が3着に入り、人気を背負った浅井康太(三重)は5着、村上義弘(京都)は果敢に先行したものの、6着だった。
優勝した中川は「(決勝は)前を取りたかった。(勝負どころで)8番手になってしまったけど、力を出し切ることができた。今回は準決だけ体調面で厳しかったうえ、バンクが重く感じたけど、初めて来た和歌山で優勝できて本当に良かった。今年はS級S班として全うして、次もS級S班になれば最高ですね」と喜んだ。