【有馬記念】クリンチャー理想的 福永は積極策も示唆

 「有馬記念・G1」(23日、中山)

 凱旋門賞17着からの国内復帰戦となるクリンチャーは19日、栗東坂路で単走追い。2週連続で新コンビの福永が騎乗した。終始馬なりの内容だったが、4F54秒5-39秒3-12秒3と1Fごとに加速する理想的なラップを刻んだ。

 鞍上は「いいわ。ビッシリやらんでいいという判断で、このくらいの時計にさせてもらった。動きも反応も良かったし、活気もある。以前との比較はできないけど、乗った感触はいい」と賛辞の言葉を並べる。「ペースに合わせた競馬ができそう。何も行かなければ、逃げてもいい」と積極策を示唆した。

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