【秋華賞展望】スターズオンアース史上7頭目の3冠へ

 「秋華賞・G1」(16日、阪神)

 牝馬3冠の最終戦。偉業に挑む春の2冠馬か、リベンジに燃えるライバルがラスト1冠をつかむのか。昨年同様、仁川で熱戦が繰り広げられる。

 史上7頭目の牝馬3冠が懸かるスターズオンアース。オークス後に両前肢の剥離骨折が判明したが、ここに向けてじっくりと立て直された。「状態は良さそう。スピードも想像より速くなっている」と高柳瑞師。桜花賞で右へ張る面を矯正し、オークスは大外枠から初の距離を克服。世代の頂点に最も近い存在だろう。

 これに待ったをかけるのが紫苑Sを制したスタニングローズだ。オークスで2着と地力の高さを証明したが、春よりさらに良化。折り合いに進境を見せており、大きくなった馬体に「牡馬みたい。成長した」と高野師は目を細めている。

 ローズSを快勝したアートハウスも遜色はない。樫7着時よりもバランスが良くなったことが何よりの強調材料。福永助手は「阪神二千は2勝を挙げていて相性がいい」と自信。16年2着に終わった母パールコードの雪辱といきたい。

 オークス3着馬ナミュールも侮れない。折り合った時の末脚は上位クラスの破壊力がある。高野師は「能力を信じて攻め馬もやりこまずに。体にエネルギーが満ちた状態で臨みたい」と意気込む。

 プレサージュリフトとエリカヴィータは距離短縮を歓迎。桜花賞2着馬ウォーターナビレラも、得意の阪神で巻き返しを図る。

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