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2010/04/18 徳山競艇
▼G1競艇名人戦 徳山競艇12R優勝戦 | |||||
着順 | 連番 | 選手名 | 住所 | 進入 | ST |
1着 | A | 西島義則 | 広島 | A | 30 |
2着 | @ | 今村 豊 | 山口 | @ | 15 |
3着 | C | 川名 稔 | 千葉 | C | 24 |
4着 | E | 篠原俊夫 | 香川 | E | 17 |
5着 | D | 山来和人 | 千葉 | D | 27 |
6着 | B | 日高逸子 | 福岡 | B | 23 |
徳山競艇「G1・第11回競艇名人戦」は18日、最終日12Rで優勝戦が行われた。西島義則(48)=広島・49期・A1=が2コース差しを決めて名人戦初出場初優勝。G1・16回目のVで艇界初の新鋭王座と名人戦のW優勝を達成した。西島は賞金750万円と来年3月のSG総理大臣杯(戸田)出場権を獲得。1番人気の今村豊は2着。女子初の名人を狙った日高逸子は6着に敗れた。
第11回競艇名人戦で初優勝し笑顔の西島義則(左)
西島の名人戦にかける執念が、最後の最後でタイトルをもたらした。枠なりの進入から、2コース全速差しを狙ったがSのタイミングはよもやのコンマ30。「特訓、S展示とも速くて、ちょっと控え過ぎてしまった」。しかし、連戦の強者はスリットから1Mまでフルダッシュでリカバリー。差し込んだ瞬間に、信じられない光景が目前で起こったのだ。先マイした今村がまさかのターンミス。このチャンスを逃すわけがない。懐に飛び込むと、そこからグイッと伸びて先頭に躍り出た。
「今村選手は絶対に追い上げてくる。最後まで気は抜けなかった」。慎重に周回を重ねてフィニシュ。名人戦初参加となった今節、自分にプレッシャーをかけ続け最高の結果を出してみせた。「新鋭王座と名人戦のタイトルを取れたことを誇りに思う」と胸を張る。これで6月の大村・グラチャンに続き、7月の丸亀・オーシャンCの出場も当確とした。
改めて先人たちの偉大さを認識した。「加藤さんや万谷さんが朝一番から試運転に行く姿を見て、自分も負けられないと感じた」。ピットでベストを尽くす先輩選手たちの姿勢に刺激され、シリーズを通じて高いモチベーションを保ち続けた。「あと20年は頑張りたい。賞金王を勝ちたいという目標はいつも変わらない。今節は本当に勉強になった」。新たなステージを開拓した西島が、さらに進化した姿を見せてくれそうだ。
1周1M
【西島気迫の全速差し】
S展示と同じく本番も内に動く選手はなく123・456の枠なり進入。今村がインからコンマ15のトップSを決めて先マイするも、ハンドルを切り直すターン。その懐を2号艇・西島の鋭い差しが決まる。2Mも西島が冷静に回り1着を確定させた。2着争いは今村と、1Mを2番差しで浮上した川名。バックでは川名が優勢も2Mで今村が川名を差し切り2着を確保した。3着争いは川名と道中で追い上げた篠原が接戦を繰り広げたが、最終2Mで篠原をさばいた川名が3着に入った。
今村栄冠スルリ
痛恨のターンミスだった。インからコンマ15のトップSを決めて1M先マイした今村だったが、「水面が良過ぎて掛かり過ぎるくらい掛かってしまった。それでハンドルを切り直した」。ターンマークに接触して、わずかに空いた差し場を西島につけ込まれ、名人位のタイトルはスルリとこぼれていった。それでもレース後は「仕方ない」と気持ちを切り替えていた。
川名 稔 3着
1Mで一瞬優勝かもしれないと思ったけど、前2人に行かれてましたね。エンジンは良かった。
篠原俊夫 4着
S勘通りフルダッシュで行けた。ただ思ったほど伸びなかった。水面が良すぎて吸い付いた感じ。
山来和人 5着
1号艇の池田は、インからコンマ07のSを決めて1M先マイ。一度は抜け出したかにみえたが、バックで内から伸びてきた岡崎、さらに菊地にまで2Mを先取りされてしまい、2着を確保するのがやっとだった。「ペラを替えて行き脚は良くなったし、(1Mまでに)伸びられることもなかった。自分のターンができたが、相手(岡崎)がうまかった」と無念そうに語った。
日高逸子 6着
1Mも2Mもレースを失敗しました。リングを替えて一番感じが良かったのに…。悔しいですね。
西島義則(にしじま・よしのり)1961年10月30日生まれ、48歳。島根県出身。81年11月49期生として宮島でデビュー。89年1月に新鋭王座(尼崎)を勝ちG1初制覇。97年3月の総理大臣杯(住之江)をはじめ、SG勝利は7回。00年にはグラチャン、オーシャンC、MB記念と3連続SG制覇の快挙を達成している。身長167センチ。生涯獲得賞金16億3697万6566円。家族は夫人と1女2男。