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2010/10/11 桐生ボート
▼SG・全日本選手権 桐生ボート12R優勝戦 | |||||
着順 | 連番 | 選手名 | 住所 | 進入 | ST |
1着 | C | 瓜生 正義 | 山口 | C | 14 |
2着 | D | 森高 一真 | 香川 | D | 15 |
3着 | @ | 魚谷 智之 | 兵庫 | @ | 18 |
4着 | E | 今坂 勝広 | 静岡 | E | 18 |
5着 | B | 松井 繁 | 大阪 | B | 13 |
6着 | A | 寺田 祥 | 山口 | A | 14 |
4号艇の瓜生正義(34)=福岡・76期・A1=が、森高一真との接戦を制して、全日本選手権初制覇を飾った。1M差しで森高と並びながら、2Mを先取りして振り切った。SG制覇は09年笹川賞(福岡)以来3度目。2着には森高が入り、1号艇の魚谷智之は3着。3連単(4)(5)(1)は1万2280円の波乱となった。ダービー連覇を狙った松井繁は5着に終わった。
ウイニングランで笑顔でスタンドに向かって手を振る瓜生正義
抜け出してからも、勝利の確信は得られなかった。1M差しから森高と同体で抜け出し、2M先取りで振り切ったかに見えたが、瓜生自身の感触は「最後のターンを回るまで、勝ったとは思わなかったですね。ずっと森高君しか見ていませんでした」。それでも、食い下がる後輩を何とか振り切って、会心の笑顔でウイニングランに臨んだ。
優勝だけを頭に置いて桐生にやってきた。4月のびわこ秩父宮妃記念杯の優勝戦でFを犯し、F2による長期休暇に加えて、G1とG2で出走停止中。思うように賞金を加算できなかった。
「今回は最低でも優出はしないと、賞金王はおろかチャレンジC(11月23〜28日・唐津)出場も難しい状態。もう、今回優勝することしか考えていませんでしたね」。実質的なラストチャンス。ペラ調整も「ここを見据えて、とにかく出るペラを作ってきた」と振り返るだけあって、シリーズ序盤から上位級の舟脚を引き出してきた。
自身がFで苦しむ間、同じ福岡の岡崎恭裕をはじめ、下の世代がどんどん台頭してきた。「焦りというよりも、うまいターンをするなあとか、むしろ僕の方が勉強していましたね」。キャリアや年齢に関係なく、優れたものは見習い、積極的に取り入れる。SG2勝の金看板にもおごることなく、修練を積んできたのだ。
初のダービー制覇は、同時にトップ戦線への復帰も意味する。賞金ランキングは10位に跳ね上がり、6年連続の賞金王決定戦参戦が見えてきた。「そこまでに何節か走るので、またしっかり準備します」。福岡のエースの逆襲が、ここから始まる。
1周2M
【12R優勝戦VTR】
S展示は今坂がスローへ動いて12346・5の並びだったが、本番では瓜生が4カドに引いて3対3の枠なり。スリットはほぼ横一戦。1Mは先マイした魚谷に松井がまくり差しで肉薄するも及ばず後退。その間げきを突いた瓜生と森高が差して、バックでは両者の一騎打ちに。2Mで冷静に先マイした瓜生が猛追する森高を振り切って、先頭に立ち、最後まで譲らなかった。森高は気迫のターンで逆転を狙うも届かず2着。人気を集めた魚谷は1Mで、やや流れて3着に終わった。
松井連覇ならず 5着
88、89年の今村豊以来、史上2人目のダービー連覇を狙った松井は5着に敗れた。コンマ13のトップSで、1Mは果敢にまくり差したが届かなかった。「日増しにエンジンは仕上がっていた。勝つチャンスはあったが紙一重だった」。それでも賞金の上積みに成功。ランキングも7位まで浮上。年末の賞金王決定戦出場へ大きく前進しただけに、レース後はサバサバとした表情だった。
森高一真 2着
1Mも2Mもいいターンができたけど、脚的に瓜生選手のほうが良かった。
魚谷智之 3着
瓜生選手がいいターンをしてましたね。あれでは仕方ない。万全の脚でレースにいけたのが収穫です。次、頑張ります。
今坂勝広 4着
展示ではコースを取りにいって、レース本番はダッシュになったけど、悔いはないです。これを次につなげるだけです。
寺田 祥 6着
Sは全速でいった。1Mのターンは自分のミス。出脚はまずまずだった。
瓜生正義(うりゅう・まさよし) 1976年3月5日生まれ、34歳。福岡県飯塚市出身。嘉穂東高校卒業後、競艇学校入学(76期)。95年5月19日、若松でデビューし3走目で初1着。初優勝は96年11月の平和島一般戦。98年7月の常滑周年記念でG1初優勝、SGは07年5月の住之江笹川賞、09年5月の福岡笹川賞でV。家族は妻と二男。身長159センチ、体重50キロ。生涯獲得賞金は11億9065万8791円(10月11日現在)。