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2011/3/7 三国ボート
▼G1女子王座決定戦 三国ボート12R優勝戦 | |||||
着順 | 連番 | 選手名 | 住所 | 進入 | ST |
1着 | B | 田口 節子 | 岡山 | B | 21 |
2着 | @ | 平山 智加 | 香川 | @ | 15 |
3着 | A | 山川美由紀 | 香川 | A | 22 |
4着 | E | 海野ゆかり | 広島 | E | 24 |
5着 | C | 谷川 里江 | 愛知 | C | 22 |
6着 | D | 魚谷 香織 | 福岡 | D | 20 |
田口が涙の女子王座初優勝。3号艇の田口節子(30)=岡山・85期・A1=が1Mで機敏なまくり差し敢行。1番人気の平山智加に1周2Mで迫られたが、2周1Mで決着をつけ、悲願の初女王に輝いた。登録番号4000番台では初のクイーン。平山はインからコンマ15のトップSを決めるも、1Mで流れて2着。3着には山川美由紀が入った。
初の女王に輝き、表彰式で南明奈(右)とガッツポーズする田口節子
初めて4000番台のレーサーが女子王座のフィニッシュゴールを駆け抜けた。「次代の女王」と呼ばれ続けてきた田口が、女子ボート界の歴史を塗り替えた。
無欲で手にした勝利だ。「これまでは記者さんから優勝、優勝と言われて周りが見えてなかった。でも、今節は開き直って走れた」。1Mは「無我夢中で、自分で何をしたか分からない」と振り返るが、見事なまくり差しだった。2周1Mまで平山に追い上げられたが「飛ばされてもいいと思って思い切り行った」と強引に先マイして接戦を制した。
エンジンは仕上がっていただけに、自信を持って臨んだ優勝戦。前日は「優勝したら書いてください」と前置きしたうえで「このメンバーだったら、私が(女子王座を)獲らないと駄目でしょう」と冗談を交えながらも手応えを感じていた。
同期の佐々木裕美からは「大丈夫、大丈夫」とレース直前まで声をかけてもらったことで、肩に力を入れずに臨めた。「裕美ちゃんに(優勝を)託された。2人分を背負うつもりで走った」とレース後は涙を浮かべながら、ハイタッチで喜びを分かち合った。
女王候補から女王になった。「今年は自分が変われる一年にしたかった」と話す最初のビッグレースでV。今後はSGでの活躍が期待される。「また悩みが増えた」と照れ笑いを浮かべた新女王。次走はSG・総理大臣杯(16〜21日・戸田)。タイトルを手にしてひと回り成長した田口が、次のステージでも大暴れする。
1周1M
【12R優勝戦VTR】
S展示は3対3の枠なり。本番は谷川がピット離れでのぞくが出切れず、123・456で折り合う。インの平山は楽な起こしになり、トップSから先マイを放つが1Mで流れる。3コースからまくり差した田口が先行し、平山、2コース差しの山川が追走。1周2Mは田口、山川を回して平山が差し込み田口に迫るが、わずかに届かず。2周ホームで田口が平山を締めて、2周1Mを先に回って決着をつけた。平山、山川が2、3着。
平山智加 2着
1号艇で人気を集めた平山は、120メートル起こしの楽なイン戦からトップSを放ち1Mを先マイ。完璧な逃げパターンに持ち込んだかに見えたが、サイドが掛からず痛恨のオーバーターン。まくり差しに入った田口に先行を許し、2Mは差して追撃するが及ばず2着。「緊張してしまいました。Sも放ったし、1Mも握り過ぎてしまいました」と反省しきりだった。
山川美由紀 3着
1Mは差しても届かないと思った。回り脚が良くなかったし、最後まで仕上げられなかった。田口さんはうまかった。
海野ゆかり 4着
もう少し踏み込んで差せたら良かったかも。仕上がりに関しては優勝戦が一番だった。
谷川里江…5着
エンジンを出せなかったのは自分のせい。またイチから勉強し直す。
魚谷香織 6着
1Mは寄り過ぎてしまいレースミス。整備、操縦技術などを全体的にアップさせて、来年もこの舞台に立ちたい。
田口節子(たぐち・せつこ)1981年1月14日生まれ。30歳。岡山市出身。岡山県立芳泉高中退。やまと学校85期生で99年11月10日、下関でデビュー。03年11月びわこ女子リーグ戦で初優勝。今回がG1初優勝で通算V30。SGは05年5月の常滑笹川賞以降、8大会に出場。同期には井口佳典、湯川浩司らがいる。昨年の獲得賞金は3283万6000円。