【ボート】大原由子179連敗で止めた
「女子リーグ戦第1戦・蛭子能収杯・G3」(26日、大村)
デビューから約7年経っても、まだ2勝しかしていない女子レーサー・大原由子(27)=大阪・99期・B2=が、25日の大村ボート9Rで、実に2年1カ月ぶり、179連敗の末の1着で通算3勝目を挙げた。
レースは1号艇の大原がインから先マイしたが、2コースから差し切りを狙った田口節子(女子王座を2度制した強豪)が1Mでまさかの振り込みで転覆(妨害失格)。後続艇が次々と事故に巻き込まれた。先に回っていた大原は事故に巻き込まれず、そのままゴール。11年7月23日の住之江以来となる2年1カ月の1着となった。ちなみに3連単は12万4190円の高配当となった。
大原は06年11月27日に住之江でデビューしたがなかなか勝てず歴代13位となる267連敗の末に、09年4月29日に児島で初勝利。その後は再び連敗街道を爆走し、228連敗の末に11年7月23日に住之江で2勝目。今回は179連敗の末の3勝目となった。単純計算なら1勝するのに2年3カ月がかかる。