【ボート】新妻・守屋美穂が優勝宣言
「ミニボートピア井原開設1周年記念競走」(21日、児島)
女子ボート界最高峰の舞台となる「プレミアムG1第3回クイーンズクライマックス」(26日~31日・住之江)に出場する守屋美穂(25)=岡山・101期・A1=の壮行会が21日、最終日の児島ボートで行われた。19日にびわこを走り終え、20日は住之江でトークショー。そして21日は地元で壮行会と多忙な守屋だが、元気いっぱいにキュートなミニスカート姿で登場。地元ファンの前で、2年連続出場となるクイーンズクライマックスへの意気込みを語った。
「最低でもクライマックス出場」と目標を掲げてスタートした2014年。「年の初めは調子が良かった(2月まるがめでデビュー2度目のV)けど、8月からリズムを崩した」とお盆に地元でFを切り、勝負どころの10月はF休み。「焦っても仕方ないと割り切って、休みを満喫したのが良かったみたい。クライマックス出場へ優出がノルマだったレディスチャレンジカップは、優勝を狙える足だった」と優出5着で最後の出場枠を勝ち取ったが、悔しさもかみしめた。
F休み期間中の10月には先輩レーサー・山口達也(28)=岡山・97期・A1=と挙式。「大勢の方々に祝っていただき、一生分のカワイイを言ってもらえて幸せでした。でもティアラはつけていません。年末にとってあります」とニッコリ。「仕事になると自然にスイッチが入って、ピットでは取っつきにくいタイプだと思います。だんな様と一緒のレースでも、ピットに入るとただの先輩、後輩。お互いにクールです」と仕事とプライベートを分けている。私生活での主導権はどちらが握っているかと聞かれると、長い沈黙ののち「本当はだんな様を立てなきゃいけないんですけど…」と苦笑。守屋優位の家庭生活をうかがわせた。
「昨年の芦屋は空気に飲まれ、いつも通りの力を出せなかった。短期決戦の戦い方も経験したので、今年は攻めるレースで最低でも優出。そして優勝を狙います」と強いまなざしで必勝宣言をした。
ステージ裏では、アントニオ猪木氏が名付け親でもある“闘魂の歌姫”こと、歌手の森山愛子(新曲「忘れないで」のキャンペーンで児島ボートに来場)とエールを交換。「え~、ボートレーサーなの?かわいい~」と美人歌手に闘魂を注入され、Vサインのツーショット写真に大はしゃぎ。「一緒に歌いませんか」と誘われると、「無理ムリムリ。私、超音痴なんですぅ」と意外な素顔をのぞかせていた。