【ボート】シリーズは平本SG初優勝
「グランプリシリーズ・SG」(23日、平和島)
11Rのグランプリシリーズ戦優勝戦では平本真之(30)=愛知・96期・A1=が5コースまくりでSG初優勝を決めた。
平本が、豪快な5コースまくりで、うれしいSG初制覇を果たした。
浜野谷が動いて、進入は1263・45。5カドとなった平本がコンマ10のトップSを決め、1Mでまくって、デビュー10年目にして初のSGVゴールを駆け抜けた。
11年のグラチャン(児島)では優勝戦1号艇でSG初Vのチャンスだったが、瓜生にまくられた。今度は圧倒的人気のイン瓜生をまくっての初戴冠。全速Sに「いつもなら放っていた。今までの自分にはできなかった勇気です」と会心のレースに満面の笑みをみせた。
SGVは同期の新田、篠崎らに先を越され「家でSGを見ているのがずっと悔しかった。これで同期に並べた」と自分をたたえ、「来年は休みなくSGを走りたい」と目標を掲げた平本。さらに上を目指して来年も突き進む。