【ボート】昨年SG2勝の菊地不安なし

 「宮島チャンピオンカップ・G1」(20日開幕、宮島)

 世界遺産が目の前にある水面で行われる大一番は、20日から25日の6日間で熱戦が繰り広げられる。11月の鳴門周年(宮島で開催)を制した市川哲也を筆頭に山口剛、辻栄蔵、前本泰和など地元勢は気合十分に攻勢を仕掛ける。遠征勢では昨年SG2冠で、賞金王、MVPの菊地孝平が今年のG1初戦を迎える。さらにグランプリ4着の井口佳典、ベスト18入りを果たした今垣光太郎、毒島誠、吉田拡郎にも注目が集まる。

 初日、2日目に行われるドリームのメンバーは全員がSGタイトルホルダー。超豪華メンバーが集結した。そんな中でも注目は2日目ドリームの1号艇に陣取る菊地孝平。昨年はオールスター、グラチャンとSGを2回優勝。賞金ランク1位で最優秀選手賞を手に入れた。どの水面でも出している印象だけに久々の宮島も心配ない。切れ鋭いSからの攻めで今節も暴れ回る。

 昨年のグランプリ出場の今垣光太郎、毒島誠、吉田拡郎、井口佳典もV争い必至。特に前記3人は水面と抜群の相性を残している。

 勝負強さなら田村隆信と原田幸哉だろう。田村は代替の11月鳴門周年で準優敗退しているだけに今節は頑張りたいところ。ただ、さすがにF2の身で、スタート勝負はできない。原田はボートレーサーになるために推薦してくれた宮島に恩返ししたい気持ちが強い。要注目だ。

 前年度覇者の前本泰和、鳴門周年Vの市川哲也を中心に山口剛、辻栄蔵のタイトルホルダーのいる地元勢も虎視たんたん。地の利は大きいだけに、上位独占も十分ある。

編集者のオススメ記事

ボートレース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・ボートレース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス