【ボート】五郎丸似の石渡Vへトライ

 「トーキョーベイカップ・G1」(3日開幕、平和島)

 平和島ボートの開設61周年記念「G1・トーキョー・ベイ・カップ」が3日から6日間の日程で開催される。昨年末のグランプリの興奮さながら、ドリーム戦は3本立て。地元・東京支部からは8人。その中でも石渡鉄兵(40)=74期・A1、後藤翔之(29)=101期・A1=が注目の存在だ。

 最近、石渡が注目を浴びている。ラグビー日本代表の五郎丸歩選手に似ていると評判なのだ。「似ていると言われて光栄。あやかって頑張りたい」と自らのモチベーションにつなげている。

 ラグビーW杯が開催された9月下旬から、歩調を合わせるかのように調子が上がっている。10月の津から4節連続で優出中。しかも直近のびわこ、多摩川と2節連続で優勝を収めている。「エンジンの引きがいい。時季的なこともあってか、調整が合うようになってきたのでリズムはいい」。出力低減エンジンの調整を手の内に入れたのも大きい。

 “江戸川鉄兵”の愛称で知られているが、最近では平和島での実績も目立っている。昨年の2月地区選で優勝。今年3月のG1でも優勝戦4着と結果を残しており、存分に力を発揮している。「昔は苦手意識があったが、最近は地区選を勝ったこともあり、活躍できているのでイメージはいい」。イメージは一新され、自信すら漂う。

 今年の優勝は5回。今回の周年が今年最後のあっせんになる予定で、来年3月に平和島で行われる「SG・ボートレースクラシック」の権利取りへ、最後の“トライ”となる。幸いにも照準を合わせるかのように絶好調だ。「勝負をかけたい」。2回目の平和島G1制覇へ燃えている。

編集者のオススメ記事

ボートレース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス