山下友貴、元体操選手レーサーの夢は…
【第41回】山下友貴(26)=静岡・101期=
クリッとした瞳で男性ファンの心をわしづかみにしているのが今回紹介する山下友貴。昨年は、からつ女子リーグでデビュー初V。初出場だった多摩川女子王座でもいきなり準優進出と愛らしいルックスに実力が伴い、大ブレークした1年だった。
年末の蒲郡W優勝戦で2度目の優勝を飾ったが、夏場以降はやや低迷しただけに「エンジンに成績を左右されている感じがします。昨年前半の成績がいいときはやっぱりエンジンが出ていました。最近はエンジンの引きも悪いし、うまく仕上げられていないですね。調整力を付けないとダメ」と満足はしていない。
学生時代は体操の選手だった山下。「でも体は硬いんですよ…」と話しながらも高校時代にはインターハイや国体に出場した実績を持つ。オフの時は「撮りだめしていたDVDを見たり、ジャニーズのDVDを見たり」と普通の26歳に戻るが、レース場では時間があれば試運転とペラ調整で常にピットを走り回っている努力家だ。
華麗なまくり差しを決める姿もいいが「こういう取材は苦手」と話しながら「将来の夢は、かっこいいママになること。結婚?竹野内豊みたいな人かな」と恥ずかしながら答えてくれる姿もまた魅力的だ。