【ボート】画期的な『新舟券』を考える
「ボートレース記者コラム・仕事 賭け事 独り言」
ボートレース界が盛り上がるには、どうしたらいいのか?売り上げを伸ばすには、どうしたらいいのか?最近、よく聞かれるし、よく考えている。どうしても競馬に比べるとマイナーイメージが強く、競輪とは違ってオリンピックとも無縁で世界にはつながらない。やはり、ギャンブル色を前面に押し出して勝負して行くしかないと思う。
真っ先に頭に浮かぶのが『新舟券』である。昨今の景気を考えると、ボートレースファンの財布のヒモが急激に緩んだり、膨らんだりすることはまずない。購入意欲がそそられるレースや選手がいても限界があるのだ。ということは、ボートレースファン以外の財布を狙うしかない。「○○○という新しい舟券を発売するらしいよ」や「100円が○○○万円になる可能性があるらしいよ」と、ボートレースを知らない人にも話題になるような画期的な『新舟券』が最も手っ取り早い。
考えられる案はいくつかある。1つ目は『6連単』である。結果的には『5連単』と同じだが、インパクトを重視すると前者だろう。『ストレート』や『ワンウェイ』といった名称をカタカナにする手もある。もちろん転覆や落水、FやLなど、事故があった時にどうするか。的中にするのか、不的中にするのか、払い戻しにするのか、決めなければならないことはたくさんある。あと、発券機やマークカードなど初期投資はどれくらいかかるかなど、問題はたくさんあるのもわかっている。ニュースなどでよく耳にする『有識者』の意見はもちろんだが、さまざまなジャンルの人の声に耳を傾ける必要があるだろう。
そして2つ目は…次回にする。(関東ボート担当・土屋 景)