【VM】ミッキークイーン
「ヴィクトリアマイル・G1」(15日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、春のマイル女王決定戦の出走予定馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ミッキークイーン=評価B】
オークスと秋華賞を制し古馬+牡馬相手に挑んだジャパンCは6キロ減の428キロ。さすがにひばらが巻き上がり後肢は寂しかった。約4カ月半の休養で英気を養って挑んだ阪神牝馬Sが4キロ増。本音はもっと増えてほしかったが、ただこのサイズでしっかりと結果を残してきたのも事実だ。
臀部(でんぶ)の膨らみはオークス時よりも少しだけ劣るぐらいのイメージか。負荷を掛けた1週前追い切り後の撮影を踏まえれば、至極順調に来ていると判断してよさそうだが、全体的にふっくらと見せていた秋華賞時に比べると気持ち減点は必要か。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前診断〉浜中を背に栗東CWで83秒0-11秒6(一杯)。残り1Fでゴーサインが出ると鋭伸。サトノラーゼン(4歳OP)を一気に引き放した末脚は圧巻だった。上積み十分。