【ジャパンC】リアルスティール

 「ジャパンC・G1」(27日、東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、ジャパンCに出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【リアルスティール 評価=B】

 ディープインパクト産駒だが、母父のストームキャットらしさを感じさせるボリューム感たっぷりの体つき。大崩れした安田記念やローテーション+仕上がり度合いで出走を見合わせた毎日王冠時はトモをこぢんまりと見せていた。

 この馬の好調のバロメーターは、トモの膨らみ具合と判断している。正直、天皇賞・秋よりは少し劣る印象。ただ1週前追い切り前の撮影の上、その1週前がCWでハードな併せ馬を敢行。この馬のルーティンである調整過程で進められている点は好感が持て、それによりトモの張りつやも良化してくる可能性は十分。引き続きいい状態で出走できそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F80秒3-37秒1-12秒3(一杯)。ピッツバーグ(3歳500万下)を0秒6追走して併入した。多少、気合乗りが良過ぎるきらいはあるが、とにかく動きは迫力満点。ひと叩きされた上積みは十分だ。

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