【チャンピオンズC】モーニン
「チャンピオンズC・G1」(12月4日、中京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、チャンピオンズCに出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【モーニン 評価=B】
武蔵野Sは課題である馬込みの競馬でモロさを披露。とは言っても馬体は変わりなく順調で、スカッとしたシルエットを誇示している。トモ高でスピードに秀でたタイプ。それが驚異的なフェブラリーSのレコード勝ちにつながったが、前後肢のバランスや腹と背のライン、前肢の出し方からすればベストはやはり千四で千六までが許容範囲だろう。
2走前に千八を克服しているが、船橋の重馬場でスピード優先の舞台。もちろん中京でも締まった砂質なら克服可能だが、この時季特有の乾燥した砂質だと、距離への不安はつきまとう。トモを凝縮しながら丸みがあるのは好材料だが、フェブラリーS当時に比べると全体的な肉付きがイマイチの分B評価にする。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F87秒4-41秒1-13秒1(馬なり)。レース間隔が詰まっているため、しまいをサッと伸ばした程度だが、ゴール前の脚勢は目を引くもの。出来はいい。