【チャンピオンズC】ホッコータルマエ
「チャンピオンズC・G1」(12月4日、中京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、チャンピオンズCに出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ホッコータルマエ 評価=A】
ダート路線の中でも中距離戦線は息の長い活躍ができるが、近4走は勝ち星なし。以前の戦績に比べるとどうしても勢いは感じさせないが、それでも前走は最近負けっぱなしだったコパノリッキーに先着。年齢的な衰えはなさそうだ。
去年のチャンピオンズC時に比べるとトモの張りと膨らみは今回の方が断然上。そして2年前に当レースを制覇した時と同様、馬体に厚みがあり、全体的にボリューム満点の体つきになっているのは強調材料だ。
歴戦のつわものらしい堂々とした立ち振る舞いは、長年ダート路線を引っ張ってきたプライドによるものか。上り調子で本番に向かう。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F52秒6-12秒6(一杯)。メイショウブイダン(5歳1600万下)と併入。テンから意欲的に運んで、最後までしっかりと伸びた。馬体も若々しい。