バリアシオンは日経賞から天皇賞・春へ

 「有力馬情報」(2月26日)

 ◆昨年の有馬記念12着後、放牧に出されていたウインバリアシオン(牡7歳、栗東・松永昌)が26日に帰厩。11年弥生賞(7着)以来のコンビ復活となる福永で、日経賞(3月28日・中山、芝2500メートル)から天皇賞・春(5月3日・京都、芝3200メートル)へ向かう。洛陽S2着の僚馬ラインスピリット(牡4歳)は引き続き森でオーシャンS(3月7日・中山、芝1200メートル)へ。

 ◆AJCC7着のゴールドシップ(牡6歳、栗東・須貝)が26日に帰厩した。師は「トモの張りが良く、いい感じで帰ってきてくれた。状態には何の不安もない」と満足そうな表情。始動戦は3連覇がかかる阪神大賞典(3月22日・阪神、芝3000メートル)。「大目標の宝塚記念(6月28日・阪神、芝2200メートル)に向けていいレースをしてくれたら」と期待した。

 ◆ルメールとのコンビでドバイシーマクラシック(3月28日・UAEメイダン、芝2410メートル)を目指す昨年のダービー馬ワンアンドオンリー(牡4歳、栗東・橋口)は、3月12日に検疫馬房に入厩。18日夜に関西国際空港から出国するチャーター機で現地入りする。

 ◆洛陽Sを制したレッドアリオン(牡5歳、栗東・橋口)は、マイラーズC(4月26日・京都、芝1600メートル)に向かう。「春の目標は安田記念(6月7日・東京、芝1600メートル)になる」と師。28日に滋賀県の吉澤ステーブルWESTに放牧に出る。僚馬で阪神C14着のクラレント(牡6歳)は、ダービー卿CT(4月5日・中山、芝1600メートル)で始動予定、京都金杯17着のミッキーラブソング(牡4歳)は、六甲S(3月29日・阪神、芝1600メートル)へ。

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