ビッグアーサーは高松宮記念へ直行 連覇に向け早めの栗東入りの予定
「有力馬次走報」(11日)
◆香港スプリント10着のビッグアーサー(牡6歳、栗東・藤岡)は高松宮記念(3月26日・中京、芝1200メートル)に直行することになった。「少し早めに(栗東へ)戻そうと思う。名古屋(中京)も走るしね」と藤岡師。僚馬で有馬記念8着のサウンズオブアース(牡6歳)は招待されればドバイシーマクラシック(3月25日・メイダン、芝2410メートル)に直行する。「チャンスはあると思う。天皇賞・春だと距離が長いし、2000メートルよりは2400メートルの方がいい馬だから、大阪杯って感じでもないしね」と話した。
◆引退が決まった14年の菊花賞馬トーホウジャッカル(牡6歳、栗東・谷)は13日に退厩して北海道へ。新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りする。
◆香港C9着のクイーンズリング(牝5歳、栗東・吉村)は春は国内に専念。阪神牝馬S(4月8日・阪神、芝1600メートル)からヴィクトリアマイル(5月14日・東京、芝1600メートル)を目指す。「ドバイに登録はしません。12月末に(宮城県の)山元(トレセン)に移動したばかりなので、2月に見に行こうと思います。レースが4月初旬なので、3月はじめには(栗東に)戻したい」と吉村師。
◆香港マイル5着のロゴタイプ(牡7歳、美浦・田中剛)は現在、宮城県の山元トレセンで着地検疫中で2月上旬に帰厩予定。中山記念(2月26日・中山、芝1800メートル)から始動する。
◆ジャパンC16着後、福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出ているビッシュ(牝4歳、美浦・鹿戸)の今年初戦は中山牝馬S(3月12日・中山、芝1800メートル)に決まった。