【競輪】6人選手の自転車届かず欠場
福島県のいわき平競輪場で5日、6~8日に開催されるS級シリーズ、ガールズケイリン出場予定選手のうち、神山拓弥(26)=栃木・91期・S1=、岩津裕介(31)=岡山・87期・S1=ら6人が、自分の自転車が競輪場に届かないというアクシデントに見舞われた。そのため前日の検査を行うことができず、契約解除となり欠場を余儀なくされた。ほとんどの競輪選手は運送会社に自転車輸送を委託。1つの開催に80~162人が参加するが、自転車が未着というケースは珍しい。
いわき平競輪場の吉田茂開催競技委員長は「このような多くの選手の自転車が届かず欠場したのは初めて。契約上の約款により、残念ながら不参加の扱いとしました」と語った。神山、岩津以外の欠場選手は窓場加乃敏(45)=京都・59期・S2=、古田義明(40)=三重・79期・S2=、小西誠也(37)=三重・80期・S2=、尾上明子(44)=愛知・102期・A2。
契約解除となった神山は「G1の出場権にも関わる問題。支部長(福田匡史=栃木)と相談してみます」と言い、岩津は「このようなケースでの欠場は初めて。しっかり調整してレースに臨むつもりだっただけに、走れないことが残念です」と語った。