【競輪】GPV3の山田裕仁が引退へ

 2003年12月30日、グランプリ3度目の優勝を達成直後、指を一本立てて順位を確認する山田裕仁=京王閣
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 「日本選手権競輪・G1」(18日開幕、名古屋)

 競輪界で“帝王”の異名を持つ山田裕仁(45)=岐阜・61期・S1=が17日、引退をほのめかした。

 18日から始まる第67回日本選手権に向けて名古屋競輪場入りすると、報道陣の質問に「ほかの選手たちに気を遣われるのも嫌だし、すべて終わってから話す」と前置きしながらも「お世話になった施行者の皆さんや、仲のいい同期、同県の選手たちには伝えてある。(今回の日本選手権が終われば)もう走るつもりはない」と明かした。

 競馬好きで自身が馬主であることも有名。中央、地方に愛馬を持ち、06年アイビスサマーダッシュ(G3)2着のマリンフェスタなどを所有している。

 また、SKE48のチームEに所属する山田澪花(18)の父として、48グループのファンにも知られており、昨年4月30日に福井競輪場で行われた「共同通信社杯・G2」に、SKE48がイベントで登場(山田澪花は不参加)したときは、SKEファンたちが山田絡みの車券を買って“帝王”に大声援を送っていた。

 山田は02、03年の日本選手権競輪(ダービー)連覇などG1で6冠。一発勝負で争われる「KEIRINグランプリ」は史上最多タイの3回も優勝している。通算獲得賞金19億1701万9099円(3月17日現在)。

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