【競輪】特例で競輪祭に3人が出場可能
JKAは22日、G1・第56回競輪祭(11月21~24日・小倉)に出場する108人を発表。その中には従来の規定(選考期間=14年3~8月の最低出走回数24)をクリアできなかった村上博幸(35)=京都・86期・S1、佐藤友和(31)=岩手・88期・S1、武田豊樹(40)=茨城・88期・S1=が含まれている。
今年前半の競輪界を騒がせた「選手会脱退問題」。それに絡んだ選手のほとんどは5月1日から3カ月間、レース出場を自粛。選考期間半分である3カ月の出走機会を失ったため、今大会限定で最低出走回数を18に変更した。
この“特例”の対象選手は13人(全体では17人だが、S級S班の4人を除く)。先に挙げた3人が出場可能となった。対象選手でも伏見俊昭、佐藤慎太郎(78期)、岡田征陽、川村晃司、稲垣裕之、山崎芳仁、牛山貴広は従来の最低出走回数(24走)をクリアしており、この特例に関係なく出場。渡辺一成は出走回数が24未満だったが「オリンピック、世界選手権およびワールドカップなど国際大会への出場による場合」が理由のため、選考委員会で審議されて出場が決定。藤木裕は18走未満のため、小野大介は選考基準に達していないため、出場できない。