【競輪】武田豊樹が青龍賞を制する

 「高松宮記念杯・G1」(18日、岸和田)

 東日本の選手で争われた初日特選12R「青龍賞」は、武田豊樹(41)=茨城・88期・SS=が直線伸びて1着をつかんだ。

 号砲と同時に武田、新田祐大(福島)、天田裕輝(群馬)が勢い良く飛び出してスタート争い。結局は天田が取り切って天田-諸橋愛(新潟)、単騎の石井秀治(千葉)、平原康多(埼玉)-武田-神山雄一郎(栃木)、新田-山崎芳仁(福島)-菊地圭尚(北海道)で周回。打鐘3角で平原ラインが先行すると石井が追い上げて4番手の新田と並走。天田が最終ホームから反撃するが神山にさばかれ不発。菊地が2角から自力に転じるが、これも不発に終わり、平原ラインが終始主導権。最後は武田-神山が伸びてワンツー。平原も3着に残った。4着は関東ラインを追った新田。

 武田は「初めてG1を優勝した岸和田だから、自然に気持ちが入った。平原君がいい形をつくってくれたおかげ。自分も1着だし、状態はいい」と話した。

 1~4着の武田、神山、平原、新田が2日目12Rの「龍虎賞」に進出した。

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