【競輪】豊橋記念は諸橋愛が優勝

 「ちぎり賞争奪戦・G3」(9日、豊橋)

 豊橋競輪開場66周年記念の決勝戦が9日、12Rで行われ、諸橋愛(38)=新潟・79期・S1=が1着。今年4月の川崎以来、通算3回目の記念優勝を飾った。

 佐川翔吾(大阪)-吉本卓仁(福岡)-岩津裕介(岡山)が早めに先行態勢に入るが、8番手に置かれた深谷知広(愛知)-金子貴志(愛知)がすかさずスパート。豪快に外を踏み上げて、打鐘4角で出切る。3番手に入った佐川が最終バックでまくり上げるが不発。関東勢の先頭を任された城幸弘(山梨)もまくり不発で、直線は深谷と金子のマッチレースに思われたが、俊敏に吉本後位に切り替え、直線で外を伸びてきた諸橋が1着でゴール。金子は2着で、諸橋を追った牛山貴広(群馬)が3着に入り、深谷は5着に沈んだ。

 レース後の表彰式で諸橋は「おかげさまで優勝することができました。城君が前で頑張ってくれたし、後ろは(牛山と岡田征陽が)固めてくれた。多彩な作戦を考えることができました」とラインのおかげで優勝できたことを強調した。

 ちなみに直前の11Rで行われた「ワールドステージin豊橋」はシェーン・パーキンス(28)=オーストラリア=が1着。過去2回はいずれも日本人が優勝したが、3回目で初めて外国人が優勝した。パーキンスは打鐘4角からまくったシュテファン・ボティシャー(ドイツ)を追走して、直線で差し切った。2着は切り替えてパーキンスを追った池田良(広島)で、ボティシャーは3着。

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