【競輪】Gカップアイドルがレーサーへ

 ガールズケイリンでプロのレーサーを目指す中原未來
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 自慢のGカップでグラビアアイドルとして活動中の中原未來(22)が、ガールズケイリンの選手になるため、準備を始めたことが分かった。

 中原は菜々緒、おのののか、小倉優子、トリンドル玲奈、筧美和子らを擁する大手芸能事務所に所属。Gカップを武器にグラビアなどで活動する傍ら、ここ数年は競輪に関わる仕事をやるようになった。その影響で、ガールズケイリンの選手を目指すことにしたとのこと。「競輪のお仕事をいただいた1年前くらいからですかね。ガールズのレースを見たときに驚きと同時に『やりたい!』と思いました」。

 続けて中原は語る。「本気で目指すには中途半端ではいけないので、芸能界には区切りをつけて、これからは競輪学校に合格するための時間をつくります」。具体的には「高校を中退してアイドルの世界に飛び込んだので、まずは11月の『高等学校卒業程度認定試験』をパスしなければなりません」とのこと。最後に「特にこれといったスポーツ歴もないので何年かかるか分かりませんが、とにかく頑張ります」と付け加えた。

 中原は大分県出身、現在は東京都に在住している。だが、縁もゆかりもない奈良でガールズケイリンレーサーを目指すという。師匠になる佐藤成人(41)=奈良・71期・S2=に話を聞いてみた。

 佐藤にとって中原は初めての弟子。「正式に(面倒を)見るのは男子も含めて初めて。責任を感じる」と表情を引き締める。きっかけは奈良競輪場のイベントなどを取り仕切る施行者と、佐藤自身の仲が良かったこと。そこで中原さんを紹介されて面倒を見ることになった。「本人が奈良でやりたいというので。それで10月の最初ぐらいにバンク周回とローラーを少しだけ乗せた」と振り返る。

 そのときの中原の印象は良かったという。「自転車って運動能力が足りなくても、バランス感覚が良ければ、意外に行けることがある。実際にローラーはすぐ乗れたし、バンク周回もそれなりに走れていた」と話す。

 「こちらに引っ越してくれば、朝からみっちり練習をつけることになる。街道は危ないから、とりあえずバンク練習から始めるつもり。楽しみ?そうですね。これからです」と佐藤はじっくりと中原を育てるつもりだ。

 男子の競輪選手では元プロ野球選手、スケート選手など各種競技からの転身が多い。ガールズケイリンでも元モデル、教諭、芸人からの転身がいるが、Gカップを武器にしていたグラビアアイドルからの転身は中原が初となる。中原にはまず、11月の『高等学校卒業程度認定試験』を頑張ってもらおう。

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