【競輪】浅井康太がG3湘南ダービーV
「開設66周年記念 湘南ダービー G3」(15日、平塚競輪場)
第11レースで決勝が争われ、浅井康太(31)=三重・90期・SS=が吉田敏洋の先行から抜け出して、今年3月の松山以来となる通算18回目の記念優勝を決めた。2着には単騎でまくった近藤隆司、3着はイン進出を図った南修二が入った。新田祐大は5着、稲垣裕之は9着に終わった。
中部の好結束から一気に抜け出した浅井が、真っ先にゴールを駆け抜けた。「吉田(敏洋)さんの先行力、後ろを固めてくれた山口(富生)さんのおかげ」と、吉田の先行を無駄にすることなく踏み込んで後続を突き放す快勝劇。2月の奈良、3月の松山に続いて、今年3回目の記念優勝を果たした。
直前の静岡ダービーでは、まさかの二次予選敗退で勝ち上がりに失敗していただけに、「静岡で悔しい思いをしたので、結果を出せてうれしい」と笑みを浮かべた。
次走は全プロ選手権記念競輪(21、22日、伊東温泉競輪場)。「いい感触をつかめたし、状態を維持するトレーニングを続ける」とさらなる躍進を誓った。