【玉野競輪】スーツからユニホームへ 今回は走りで奮起する佐々木則之
「週刊実話&eーSHINBUN杯・F1ナイター」(4日開幕、玉野)
地元のビッグイベントは裏方として奔走した佐々木則之(46)=高知・79期・S2。2月に地元の高知で行われたG1・全日本選抜。16年ぶりとなる高知でのG1開催で地元の選手会支部長として「5日間もスーツを着ることなんてなかった」と苦笑いしながらも佐々木は公務で多忙な日々を送った。
「最終日に失格はあったけど、大きな事故もなく、補充選手も呼ばなくて終えることができた。売り上げは目標を超えることができなかったけど、前年度の開催よりは多かったので良かったと思う」と多くのファンが来場した地元G1開催を笑顔で振り返った。
開催前後は特に支部の仕事がある中で「朝しか練習する時間がなかった」と早朝から練習に励むなど、本業にも手を抜くことはない。選手としても存在感を見せたい今シリーズ。初日11Rは地元の城戸俊潔を援護し、最後は差し脚を伸ばす。