ダノンメジャーが帰厩後初時計

 「POG2歳馬特選情報」(13日)

 〈栗東〉京都2歳S(29日・京都、芝2000メートル)に向かう2戦2勝のダノンメジャー(牡、橋口)は、栗東坂路でグレイスフルリープ(4歳1600万下)と併入。4F54秒6-40秒2-12秒9と、実質的な帰厩後初時計をマークした。「4週間放牧を挟んだが、状態的には変わりないね」と師。11年天皇賞・春Vのヒルノダムールを全兄に持つヒルノリヴァプール(父マンハッタンカフェ、昆)は、23日の京都5R(芝2000メートル)へ。鞍上は藤田。「能力は間違いなく高い」と師。エトランドル(牡、友道)は、13年目黒記念を制したムスカテールの半弟。「上にも似ているが、父のハービンジャーが出て、大型馬だね」と師。30日の京都5R(芝1800メートル)を内田博で予定する。ファンタジーS8着のペルフィカ(牝、岡田)は白菊賞(30日・京都、芝1600メートル)へ向かう。

 〈美浦〉次週の東スポ杯2歳S(24日・東京、芝1800メートル)に向けて、オグリキャップの孫として注目を集めるストリートキャップ(牡、斎藤)が13日、坂路で追い切られた。4F55秒3-40秒6-14秒1に、「弱いところはあるけど、実戦を使いながら良化している」と師。東京で新馬戦を勝ち上がったサトノクラウン(牡、堀)もWで3頭併せを行い、ムーアを背に軽快な動きを見せた。百日草特別を快勝したルージュバック(牝、大竹)、京王杯2歳S3着のニシノラッシュ(牡、田村)は放牧へ。年内は休養する。

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