慶応圧勝!1年生3番・柳町が先制打
「高校野球・神奈川大会3回戦、慶応12‐0横浜栄」(18日、大和引地台)
08年以来の夏の甲子園を狙う慶応が、1年生ながら3番を打つ柳町内野手の先制適時二塁打を皮切りに投打で圧倒し、五回コールドで4回戦進出を決めた。2戦連続のマルチヒットでチームをけん引した柳町は「先輩たちがつくったチャンス。しっかり打ち返せた」と、充実の表情で汗をぬぐった。
柳町のほかにも遊撃レギュラーの宮田、この試合は出番のなかったものの初戦で登板した控え投手の津留崎、高橋と1年生が元気な今年の慶応。上田監督は「(1年生が入った)5月からチームが変わった。うちは上下関係があまりないし、のびのびやっている」と、若いチームに手応えを感じている。
それぞれがシニアでの実績は十分。取手シニアで全国優勝を経験している柳町は「高校でも日本一になりたい」。5年ぶりの神奈川制覇は、慶応ルーキーズが鍵を握る。