清宮フィーバーで神宮第二異例の大入り
「春季高校野球・東京大会準々決勝、関東第一18-11早実」(18日、神宮第二)
早実のスーパールーキー・清宮幸太郎内野手(1年)が関東第一との準々決勝に「3番・一塁」で先発し、出場3試合目で高校初本塁打を放った。五回に一時は逆転弾となる推定130メートルの特大3ランを中越えに運んだ。チームは乱打戦の末にコールド負けを喫したが、ラグビートップリーグ・ヤマハ発動機の清宮克幸監督(47)を父に持つ“怪物”が、強烈なインパクトを残した。
清宮への注目もあり、5600人収容の神宮第二球場は大入り。準々決勝2試合の有料入場者数は5500人だった。「春の準々決勝でこんなに入るのは珍しい」と東京都高野連関係者。同高野連のホームページにもアクセスが集中し、一時ダウンしかかったが、これも春季大会では異例だ。また報道陣約50人、テレビカメラ7台が清宮の動きを追った。