昭和、バカボンのパパ作戦で早実撃破

 「春季高校野球・東京大会2回戦、昭和6-2早実」(6日、八王子市民球場)

 昭和・森勇二監督の秘策「バカボンのパパ作戦」が奏功した。

 ホワイトボードに「これでいいのだ」「『~のに』を『~のだ』に変える」と記して、プラス思考を徹底。12残塁と拙攻もあったが、「残塁してもいいのだ」とどっしり構え、八回1死満塁で4番・小谷英志内野手(3年)を「スクイズはない。角度をつけて外野フライを打て」と送り出し、本塁打が生まれた。理想の展開に「うちの流れでした」としてやったりだった。

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