南海電鉄、インバウンドに本腰へ

関西の空の玄関口として多くの海外旅行者が利用する「関西国際空港」。大阪市内と空港を結ぶ南海電鉄(本社:大阪市中央区)が、インバウンド旅客への案内を充実させるため、2016年4月末までに難波駅の行先案内板での4カ国語表示を進めている。

これまで利用していた難波駅の行先案内板は、空港線開業直前の平成5年に更新したもの。広報担当者によると「20年以上経過しており、老朽化のために今回の更新を行う」とのこと。「更新にあたり4カ国語表示を導入し、各国語を鮮明かつ効果的に表示することに適した液晶ディスプレイを採用した」という。従来は日本語と英語のみだったが、増加するアジア圏の利用者による「乗り間違い防止につながれば」と中国語(簡体)、韓国語でも表示されることに。

「関西空港駅」の乗降人員は、平成22年の15465人にから平成26年には22157人と5年で43.2%増。難波駅の窓口にはiPadや4カ国語(英・中(繁体・簡体)韓)版のパンフレットが設置され、多言語対応できる総合インフォメーションセンターをおくなど、インバウンド対応に力を入れている。

(Lmaga.jp)

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