池乃めだか「乗ってるのに止められる」
シェイクスピアの4大悲劇のひとつを映画化した『マクベス』。その応援隊に吉本新喜劇のメンバーが選ばれ、大阪駅「時空の広場」にて2日、結成イベントが行われた。
映画の主人公・マクベスに新喜劇座長の内場勝則(55歳)、その妻レディ・マクベスに未知やすえ(52歳)、2人に予言する魔女役に池乃めだか(72歳)、高井俊彦(40歳)、酒井藍(30歳)が扮し、特設ステージに登場。さながら新喜劇のようなコント連発のステージに、一般客がつめかけた会場を笑いに包んだ。
映画にちなみ、司会者から悲劇について聞かれた池乃めだかは、「僕が乗ってるのにタクシーが止められるんですよ。1回、運転手さんが殴られたことがあるねん。僕を乗せてるから(手を上げて止められても)知らん顔してるやん。ちょうど信号待ちで止まったときに、ガンガンって窓叩かれて、いきなり殴られて。『われぇ、乗車拒否かい!』って。運転手さん、僕を指さして『乗ってますやん!』って。今でも止められるのはしょっちゅうある」と、現在進行形で続いている悲劇について語った。
この映画にちなんだ新喜劇も3日からスタートする。内場は、「これは悲劇ですけど、うちは喜劇ですから。『マクベス』という映画を作ろうという設定で、本編に出てくる魔女や亡霊も出てきます。最後まで撮り切れるのか、という内容」と説明。司会者の「いつもと違う雰囲気になりそうですね」という相づちにも、内場は「いや、いつもと一緒です」とキッパリ。未知も「新喜劇はなにをやっても新喜劇なんで」と、安心安定の新喜劇をアピールした。映画は5月13日より「大阪ステーションシティシネマ」ほかで公開される。
(Lmaga.jp)