大阪・堺で会見、日本最大級の自転車レース

日本最大級の自転車国際ロードレース『第16回ツアー・オブ・ジャパン(以下:TOJ)』が、5月29日から6月5日にかけて8都府県で開催される。28日には開幕の地である大阪府堺市の「さかい利晶の杜」で記者会見が行われ、リオ五輪出場予定選手を含めたレーサーたちがレースへの思いを語った。

今回記者会見に参加したのは国内外のレースで活躍するトップレーサーたち。なかでも新城幸也(あらしろ・ゆきや)選手と内間康平(うちま・こうへい)選手は、今年の夏に開催されるリオ五輪に選出され注目が集まった。新城選手は3カ月前に大腿骨骨折という大けがを負ったが奇跡的に復活を遂げ、このTOJが復帰戦となる。

また、国際的に活躍するダヴィデ・チモライ選手もTOJ初参戦。「レースを楽しむのはもちろん、日本各地を旅行できる絶好のチャンス。今後の人生の糧になるツアーになれば」とリラックスした表情で意気込みを語った。会見後は千利休生誕の地ということもあり、お茶席で5選手をおもてなし。レースとはまったく違う、かしこまった席にぎこちなさもありながら、堺のお茶文化に親しんだ。

選手たちにとって「また今年もこの土地に来てレースができる」と噛みしめる場所・堺をスタート地点に、29日から移動日なしで、京都、岐阜県美濃、三重県いなべ、南信州、富士山、伊豆、東京を駆け巡る8日間。総走行距離747.45㎞と過酷だがそれぞれの思い、役割を担ってこのレースに挑む。

取材・文・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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