関西で話題のパティシエ、芦屋で独立
関西スイーツ好きやパティシエの間で話題となっていたシェフが、兵庫・芦屋に「PATISSERIE etonne(パティスリーエトネ)」を7月1日にオープン。洋菓子激戦区と呼ばれる阪神間に新たな旋風を巻き起こしそうだ。
そのシェフとは、多田征二さん。フランスの名店「ラデュレ」を経て、神戸北野ホテルプロデュース「イグレックプリュス+」の立ち上げからシェフパティシエとして活躍。ラズベリーのコンフィチュールやサブレを重ねたチョコレートケーキ「オクマレ」、2種のチーズをミックスした「ピエロ」などの定番ケーキを生みだし、スタイリッシュなケーキのビジュアルもあって大人気に。デパートでも取り扱われるが、わざわざ遠方から本店を訪れる人も続出したほど。
新店で提案するのは、そんなホテルメイドとはまたひと味違うケーキ。「これまで培ってきたフランス菓子の要素をベースに、シンプルで近所の方々に楽しんでもらえる日々のおいしいお菓子を提案したい」と、「原点回帰」をキーワードに、焼きたて、クリームやムースの柔らかさや口溶け、フルーツのみずみずしさや香りなどを感じられる菓子作りを目指している。その言葉を裏付けるように一番の人気はシュークリーム(1個250円税別)。極限のクリーミィとやわらかさを演出し、「気軽にできたてを買って、食べてもらえる個人店だからこそできるレシピです」。
また、独立して個人店主となった多田シェフの日々の楽しみは、これまでだと機会がなかったお客との対話。お菓子の感想、好みなどお客一人ひとりの生の声を聞き入れながら、新しいお菓子にも取り組んでいきたいとのこと。ますます意欲的な多田シェフの今後のお菓子も楽しみです。
取材・文/いなだみほ
(Lmaga.jp)
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