コンゴから来日、色彩豊かに関西を歩く

アフリカ中部に位置し世界最貧国のひとつと言われるコンゴで、月収3万円程にもかかわらず、その何倍もする高級ブランドに身を包み街を闊歩するダンディーなファッション集団・サプールが、世界中で話題となっている。そんな彼らがこのたび来日、28~30日に大阪と京都を練り歩くという。

今回来日するのは24~60歳までのサプール6人。彼らの職業は、電気工事士、教師、タクシードライバー、大工など、決して裕福な暮らしをしている訳ではない。生活費を切り詰め、せっせと貯めた自分の稼ぎで、ヴェルサーチやDior、KENZOなどのブランドファッションを手に入れ、休日になると教会の礼拝などにオシャレをして出かけるのが彼らのスタイルだ。

長引く内戦を経験し、今では「もし洋服か武器かという選択があれば誰もが洋服を選ぶ」と話すほどの平和主義を象徴するこの文化。「軍靴を響かせ行進するのでなく、ブランドスーツを身にまとい、軽やかにステップを踏むことこそ平和の尊さ、サプールの喜びなんだ」と来日している1人、セヴランさんは言う。

今回の来日は、写真家・茶野邦雄氏による写真集の発売に合わせたもの。7月27日~8月16日まで「大丸心斎橋店」(大阪市中央区)でミニ写真展(入場無料)が開催され、28日には本人たちが登場。夕方には心斎橋商店街を練り歩く予定。その後、29日は京都市内を観光し、30日には「ロームシアター京都 京都岡崎 蔦屋書店」及び「京都伊勢丹」でもイベントが行われる。

(Lmaga.jp)

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