黄桜に新施設、日本酒と地ビールの同時工場見学
京都を代表する日本酒製造会社「黄桜」(京都市伏見区)が、日本酒造りと地ビール造りの工場を同時に見学できる日本初の新施設「黄桜 伏水蔵(ふしみぐら)」を、8月25日にオープンする。
1925年の創業から愛され続ける黄桜の日本酒。この施設では、日本酒造りの骨格となる、麹造りや?立て(もとだて・アルコールを作り出す酒母を増やす工程)の様子、仕込みなどの工程を見学。また、1995年に誕生した京都初の地ビール「京都麦酒」は、仕込みタンクや醸造タンクが並ぶ醸造所、缶充填から箱詰めされるまでの様子を公開。ほか、酒造りへのこだわりや技術をわかりやすく伝える展示や、イメージキャラクター「カッパ」の紹介コーナーなどが各階にあり、黄桜のお酒についてより深く学ぶことができる。
また、館内のレストランでできたての日本酒や地ビールを飲むことができるのも、この施設の魅力のひとつ。30000円(600ml)する高級日本酒「黄桜DIAMOND」が1杯1500円(30ml)で楽しめるほか、清酒酵母を使い、日本酒の香りがすると人気の地ビール「京都麦酒 蔵のかほり」をはじめとする8種類の樽生もスタンバイ。工程をじっくり見学した後に飲む、できたての日本酒やビールの味はまた格別だ。
黄桜の松本真治代表取締役社長は「売上が伸びている地ビールの生産量を拡大すること、多くの訪日客に来訪してもらい、近年販売量が減少している日本酒の輸出を増やすことが目的。丁寧に仕込むお酒造りの姿勢や熱意を見ていただき、黄桜のファンになってもらいたい」と、新施設オープンの経緯と意気込みを話した。入場は無料で、事前予約が必要となる。
(Lmaga.jp)
関連ニュース
編集者のオススメ記事
関西最新ニュース
もっとみる京都の街を一望!一人でもOK、街中ホテルの屋上バーに新メニュー 気軽さ重視でリニューアル
「踊りながら入店」する人が続出!? 大阪のフォカッチャサンド専門店がSNSで話題のワケ
「シュガーバターの木×スヌーピー」、コラボスイーツやグッズが誕生
モーニング・ランチ・スイーツコースが登場、レストラン列車「丹後くろまつ号」一新した春夏メニューを体験
ファン必見!京都で「きかんしゃトーマス展」、日本初公開の撮影小物&貴重な資料も
大阪・梅田エリアで31店舗目の「スタバ」は新施設内に誕生、うめきた公園を眺められるゆったり席に
4月上京のバッテリィズ「いっぱい売れて…」送る会で同期愛炸裂 エース「東京を大阪にします!」
「もうおしまいか」朝ドラ『おむすび』最終週の予告が公開、視聴者しみじみ「みんなの笑顔を見たら急激に淋しくなった」