中村七之助「兄の女形はレアかも」
中村勘九郎と七之助の兄弟が「歌舞伎に触れる機会の少ない、地方での公演を」と、2005年より毎年続けている巡業公演『錦秋特別公演』。中村七之助が大阪市内で会見を行い、初の試みや見どころを語った。
これまで和太鼓や津軽三味線とコラボレーションしたり、芝居をするなど、様々な企画を行ってきたこの巡業公演。今年は初めて、歌舞伎の世界を紹介する『歌舞伎塾』をプログラムに加えた。「ただの講義じゃなく、舞台上で女形ができるまでをお客さまに生で観ていただく。その間に、例えば歌舞伎の効果音や約束事というのを、私たち兄弟が解説しながら進行していく。客席に降りて、質問コーナー(を設けるの)もおもしろいと思っています」と構想を話した。
七之助による『汐汲(しおくみ)』は、「歌舞伎の中でもスタンダードというか、日本舞踊を習うと基礎中の基礎。初めて観られる方にもとても親しみやすい踊り」。勘九郎による最後の演目『女伊達(おんなだて)』は、「男勝りの女性が男性を手玉に取って、立ち回りもあり、踊りもある。スカッとして、幕切れにはとても合ってる」と話し、「うちの兄が女形で踊るのはとっても久しぶり、なかなか兄の女形っていうのもレアかもしれない」と明かした。
関西公演は大阪と京都で行われ、それぞれ11月13日@「NHK大阪ホール」/14日@「ロームシアター京都」。チケットはどちらもS席8500円、A席7000円、各プレイガイドで発売中。
(Lmaga.jp)
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