大阪で室内自転車競技大会、日独が交流

自転車でサッカーやフィギュアをする「室内自転車競技」。そのジャパンカップ(ドイツU-19交流大会)が9月17日から2日間、大阪「梅田東コミュニティ会館」(大阪市北区)で開催され、日本の主力メンバーとドイツの19歳以下の代表メンバーが華麗な技を競い合った。

サイクルサッカーは専用の自転車でボールを蹴ったり、奪ったりしてサッカーを行う競技で、サイクルフィギュアはフィギュアスケートのように音楽に合わせて技に応じてポイントを獲得していく競技。日本国内では関西が特に競技人口が多い。

「室内自転車競技」はドイツが発祥で、この日独の交流事業は今年で18年目。ドイツ自転車連盟のマルコ・ロスマンさんは、「まったく言葉の通じない日本に来て、異文化のなかで試合をすることは国際選手としての要素を十分に成長させられる機会になる」と、毎年の来日に大きな価値を見出している。また、日本の選手にとっても世界トップレベルの選手の技を間近で見られることは勉強になるよう。

今大会で3位に輝き、12月にドイツで開催される国際自転車競技連盟(UCI)室内自転車競技世界選手権大会に出場予定の佐藤凪沙さん。「日本とドイツのレベルの差は歴然。技の完成度や正確さは目を見張るものがあります。実際の試合では精神面が演技に影響してしまいます。各大会での経験と日々の練習でベストな力を出せればうれしいです」と、笑顔で意気込みを語った。

取材・文・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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