なら国際映画祭、過去最大の動員で終幕

9月17日から開催されていた『なら国際映画祭2016』のクロージング・セレモニーが22日、「ならまちセンター 市民ホール」(奈良市東寺林町)でおこなわれ、エグゼクティブディレクターの河瀬直美監督らが登壇した。

第4回を迎えた今回は、奈良市が助成金をカットするなど、開催自体が危ぶまれていたが、関係者、そして奈良市民らの尽力によって、過去最大となる3万人を動員。上映本数も前回の65本から95本に増え、会期中は台風直撃にもかかわらず、立見の回が続出した。

若手作家をフックアップする「インターナショナルコンペティション」で審査委員長をつとめた俳優・三上博史は、「河瀬監督は『(映画祭は)手作り』と主張されていたが、とても手作りとは思えない映画祭でした。グランプリであるゴールデンSHIKA賞を選ぶのはとても悩みました。映画の優劣ではなく、映画と『なら国際映画祭』の未来に何ができるか考えて選びました」と、選考の苦労と充実ぶりを語った。

ほとんど雨に見舞われた映画祭だったが、河瀬監督は「レインコートを着て両親の間で観ていた子どもたちには忘れられない体験になったのではないでしょうか? このような体験はお金に変えられない価値がある。いろんな困難もそれを乗り越えようとしてくれる人々なら続けていけると思いました」と、次回の開催への手応えを感じたようだった。6日間の総動員数は31451人(10会場)。

(Lmaga.jp)

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