宮沢りえ、監督と喜びのハイタッチ
2014年の『紙の月』以来となる、女優・宮沢りえの映画主演作『湯を沸かすほどの熱い愛』。その先行上映会が6日、大阪市内でおこなわれ、宮沢りえと中野量太監督が登場。舞台挨拶をおこなった。
本作は中野監督によるオリジナル脚本で、これが商業デビュー作。宮沢は、「この映画は同い年の中野監督が撮りました。同世代でこんなに素晴らしい脚本を書く監督がいることを知れたことは、私の宝です」と絶賛。宮沢が演じたのは、余命わずかながらも、持ち前の明るさで「絶対にやっておくべきこと」を実行する肝っ玉母ちゃん・双葉役だ。
そのストーリーについて宮沢は、「台本を読んでいくうちに、どんどん入り込んでしまって。ラストを読んだときには、心にも体にも鳥肌が立ったし、なかなかこんな作品には出合えないぞと。余命宣告された女性の役なので、これは悲劇的にも、ドライにも作ることができる。私は悲劇のヒロインにはしたくないと思ったので、監督とその気持ちが共有できたらぜひやりたいなと。で、監督とお会いして、その場でお受けしました」と、映画のタイトルさながらの熱い思いを語った。映画は10月29日に公開される。
(Lmaga.jp)