橋本愛、手紙のチカラについて語る

誕生日に亡き母から届く手紙とともに成長していく娘たちを描いた映画『バースデーカード』。その記者会見が7日、大阪・朝日放送でおこなわれ、橋本愛、ユースケ・サンタマリア、須賀健太、宮崎あおい、吉田康弘監督が登場した。

主人公・紀子を演じた橋本は、「人の死を扱った作品ではあるんですけど、その決定的な瞬間を描いてないんですね。私はそこがとても好きで。前向きなエネルギーのある映画なんだとわかったとき、(監督に)ついていきたいと思いました」とコメント。オリジナル脚本を手掛けた吉田監督も、「誰かが亡くなっていくのを見つめる映画は自分は不向き。だけど、遺された子どもがお母さんとともに生きていく、一風変わった母と娘のバディムービーというコンセプトなら、面白く書けそう」と、よくあるお涙頂戴の映画との違いを語った。

映画は、亡き母が引っ込み思案の娘たちを思い、20歳を迎えるまで毎年手紙を贈るというストーリー。「やっぱり手紙にはなにかが宿ると思うし、字にはその人が滲み出てしまうし、気持ちも出る。だからこそ、その人の温度が感じられるし。だから、捨てられないし、ずっと残っていく。とてもアナログだけど、人と人との繋がりですごく大事なものだと思います。だからこそ、私は手紙を書くことが怖いと思ったりもしますが(苦笑)」と、メール世代の橋本も「手紙のチカラ」を感じることがあるそう。映画は10月22日に公開される。

(Lmaga.jp)

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